僕は京都通vol.6

隣の滋賀に住んでいるので何度も訪れたことのある京都。
でも、近いだけにガイドブックを見たことはなく、実は京都のことを全く知らないことに気づき、40歳を超えてこれではダメだと「京都通」になるために今までしたことなかった下調べをしての京都旅をつづるブログの6回目です。

このブログも早いもので6回目。半年毎月京都に行ってる訳で何となく京都の地名や土地勘がつかめた感じだが、わかったのは京都は思ったよりずっと広い。半年やそこらじゃまだ入り口にも達していないのがよくわかった、そりゃ平安時代から1200年続く街なんでね。

5月の中旬の街歩きするにはちょうどいい気候の土曜日、今回のスタートは寺町通りから、このブログ前から見てくれているはわかると思うけど、恥ずかしながら僕は北は三条通り、南は四条通り、東は烏丸通り、西は鴨川までの範囲が以前は”京都”と思っていて寺町通りに関しても三条までしかほぼ知らず、学生時代などは新京極がメイン通りで寺町通りはサブ通りと恥ずかしながら思っていたくらい。

前置きが長くなったが、改めてこの日は寺町通りの二条くらいに車を停めてスタート。まず、行きたかったのが老舗のお茶屋さん一保堂茶舗と缶に入ったクッキーが有名な村上開新堂。一保堂茶舗でお茶っ葉を入れる缶をゲットしたかったが思い描く柄のものはなく諦めて村上開新堂へ。有名な缶に入ったクッキーは一年待ちということは事前に知っていたので、こちらも人気のみかんゼリーを食べてみたくて行ってみたが、まだ色々回る予定があったので売っているのを確認して帰りに買おうと店を出た、だがそれが大きな間違いで帰りに買いに行った時には既に売り切れでこちらもの買うことができなかった。店員さんに聞くと土日などは午前中に売り切れるそうなので、みかんゼリーを買い求めるときは午前中に行ってほしい。この日は縁日の屋台が二条通りから丸太町通りまでずらっと並んでいたのだが、なんの縁日なのかはわからなかった。

村上開新堂を後に寺町通りを南へ。御池通りを渡るとアーケード街になり入ってすぐにあるのが本能寺。昔はもっと西の堀川通りの方にあって信長が自決した場所もその場所で今は石碑だけあるらしい。寺町通りは古本屋など昔からある店とセレクトショップロフトマンがあったりと新旧の店が立ち並ぶが全く違和感なく街を作り出している。

そして今回は早めに目的地「すき焼き キムラ」に到着。寺町通りを歩いたことのある人ならだいたい知っていると思う青バックに赤文字の看板が目立つ店。若い頃はまさか自分がこんなところですき焼きを食べるとは思って無かったし、とてつもなく高級店と思っていたけど、実際はとてもリーズナブルで庶民的な店、特にランチサービスがあり昼は2,200円でご飯までついたすき焼きセットが食べれる。外観からして昭和の雰囲気を漂わせているが、中に入るとそれを裏切らない店員さんの制服、赤絨毯の廊下、畳敷の大広間に座布団、ガスコンロ。どれをとっても昭和を楽しませてくれる。

すき焼きキムラでご飯をおかわりまでしてたらふく食べた後、なかなか売っていない息子が好きなおもちゃが新京極のお土産屋に置いてあることをTwitterでたまたま見つけたので買いにいき、烏丸御池の新風館へ。

僕の知っている新風館は真ん中が吹き抜けでステージがあり、周りをぐるっと囲って店があるイメージでいたが、めっちゃリニューアルされて、吹き抜けが以前の半分くらいになっていて半分がおしゃれなホテルに。吹き抜けの真ん中もステージなどは無く、緑が生い茂るおしゃれな空間に。wikiで調べていたら2020年6月からリニューアルされているとのこと、京都はどんどん新しくなっていく。新風館には僕らの青春BEAMSでTシャツを買おうと生き込んで行ったのだが、ここにあるBEAMSはBEAMAS-JAPANで雑貨をメインで置いているみたく、服はあまり置いていなかった。写真を撮るのを忘れたが向かいでQWEENのグッツ販売があり行列が出来る盛況ぶり。

決めていた予定はここまでだったので、ここからはフラフラ散策。烏丸通を南に向かい、六角堂につながるスタバに行ってから六角堂へ。ここは何度か来たことがある、いつも書いている好きなアニメ（小説）有頂天家族で弁天様が降りてくるシーンを懐かしむ。

そこからまた南へ歩き、大丸京都店の地下をフラッと見たところで、最近どうも鼻の調子が芳しく無いのでここで今回の京都旅は終わりにして帰ることに。最近の京都は足が棒になるまで歩いていたので物足りなさを感じながら、車を停めた寺町二条まで歩いていると、途中に大勢の外国人観光客を見かけたけど、広島G７がおこなわれていた影響で京都でもコインロッカーが使えないせいか、みんなガラガラとスーツケースを引きながら歩いてて大変そう、静かだった京都もガラガラととても賑やかに。

今回歩いた距離は5.5kmほど。
行ってみたかった「すき焼きキムラ」と寺町通り周辺など京都の中心を回ることが出来て楽しかったが、京都を訪れるのはほとんど午前中から昼間で夜の京都をほとんど行ってない。今まで訪れた街や商店街の賑わう時間や夜も行ってみたいと思ったら、広い京都を知るには月一じゃ回りきれないと思い出した。

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