僕は京都通Vol.12<東山をぐるっと回る >

隣の滋賀に住んでいるので何度も訪れたことのある京都。
でも、近いだけにガイドブックを見たことはなく、実は京都のことを全く知らないことに気づき、40歳を超えてこれではダメだと「京都通」になるために今までしたことなかった下調べをしての京都旅をつづるブログです。

インバウンドで京都の街は外国人でいっぱい。コロナが明けてからそんな話はよく聞くし実際京都駅に行くと外国人で溢れている。それで先日外国人はどんなお土産を買うのだろうと、京都駅の中央口側のお土産屋を巡ったが、中にいるのはほとんど日本人で外国人は誰もいない。京都の隣の県で商売をしているからには、やっぱりインバウンドは気になるところ。

それで、外国人観光客はどこに行きどこでお土産を買っているのか調べたくなって今回は、東山一帯を巡ることにした。

東山駅スタート:静かな街角から京都の旅が始まる

東山駅を降り、三条通の北側は平安神宮や美術館、動物園などがある今人気の岡崎エリア、南側は喧騒から少し離れた静かな雰囲気が広がる。観光地としてはまだ比較的知られていないこのエリアから旅をスタート。歩き始める前に立ち寄って一息つくのもいい。

古川商店街:ローカルの温かさを感じる散策路

東山駅から歩いてすぐの「古川商店街」。観光スポットとは違った、地元の人々の日常が垣間見えるこの商店街には、昔ながらの個人商店が軒を連ね、温かみのある雰囲気が漂い、素朴な京都の魅力に触れることができる。観光客も少なく、地元の空気をじっくり味わえる。京都の古い商店街には必ずと言っていいほど外国人の姿があり、おそらくその地域に暮らしている人たちなのだろう。

祇園白川:歴史の息づく美しい景観と観光客の賑わい

商店街を抜けて白川沿いを少し歩くと、「祇園白川」に到着する。白川沿いの石畳と、風に揺れる柳の木々が作り出す風景は、京都らしい情緒に満ちている。春には桜が咲き誇り、さらに幻想的な雰囲気を醸し出すが、観光客で賑わっており、特に昼間は多くの人がカメラ片手に散策する姿が見られる。

花見小路:舞妓さんと出会えるかもしれないが、アジア系観光客で賑わう

次に訪れるのは、京都を代表する「花見小路」。石畳が続き、両側には美しい伝統的な京町家が建ち並んでいる。このエリアは、舞妓さんに出会えることで有名で、夕方には提灯の灯りが町家にともり、幻想的な雰囲気が広がる。外国人の観光のメインはココだろうと思っていたが意外に人は少なくアジア系の観光客がほとんど。

安井金毘羅宮:縁切り縁結びのパワースポット

花見小路を抜けると、京都の人気パワースポット「安井金毘羅宮」に到着する。ここは「縁切り縁結び」の神様として知られ、境内には巨大な「縁切り縁結び碑」がある。この石をくぐり抜けることで、悪縁を断ち切り良縁を結ぶと言われている。観光客はほとんど日本人で中にアジア系の方が縁切りをしに訪れている印象で欧米の観光客はほとんどいなかった。

2年坂、3年坂:観光客で溢れ返る人気の坂道

安井金毘羅宮を後にし、さらに南へ進むと、石畳が続く風情ある「2年坂」と「3年坂」にたどり着く。ここは清水寺へと続く道として、特に観光シーズンには歩くのも大変なくらい観光客で溢れ返っている。伝統的な木造の家々が立ち並び、時代を遡ったかのような空気が漂う通りには、飲食店やお土産屋も多く、その魅力ゆえに多くの人々が訪れる。今の京都観光のメインはココであるのは間違いなさそう。

清水寺:今一番の京都の名所

清水寺は、迫力のある木造の舞台や、京都市内を一望できる絶景が魅力だ。今回は中には入らずまた来た道を折り返す。

松原通:立ち食いそばの有名店「すば」に立ち寄る

清水寺を後にして向かうのは、松原通にある立ち食いそばの有名店「すば」。清水寺から松原通を降りているつもりが五条通りを降りてきてしまい少し回り道。この辺りが清水焼きの産地だということは知っていたが、窯の煙突が立ち陶器の産地のような景色があることに気づけたのは回り道をしたおかげ。

途中、冥界への⼊り⼝とされた六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)で、「閻魔大王像」を見物し、松原通沿いにあるギャラリーやカフェなど、今度来るときに寄ろうと思うところをメモしながら東へ進む。このエリアにもカフェには必ず外国人がいる。

鴨川を渡ったところにあるのが、立ち食いそばの人気店「すば」この店は、シンプルながら深い味わいの肉そばが名物で、地元の人々や観光客にも愛されている。特に人気が高く、普段は行列ができていてなかなか入れないが、今日はたまたま運よく空いていて店内に入ることができた。立ち食いスタイルで、気軽に素早く美味しいそばを楽しめる。特に、肉の旨味がたっぷり詰まった肉そばは、出汁の風味とのバランスが絶妙で、一度食べると忘れられない味わい。

寺町京極商店街&新京極商店街:オタク&ご年配外国人が多い通りに。

そばで腹ごしらえを終えたら、次に訪れるのは「寺町京極商店街&新京極商店街」。僕らの若い頃は京都に行くというとまず新京極に行くというぐらい京都の中心だったが、今はアパレル系のお店は多いものの、観光に行く場所ではなくなって、アニメグッズやゲームショップ目当てのオタク外国人と、錦市場の喧騒から逃れ、昔ながらのお土産屋を見物する年配の方々多く見られた。

最後はセミナーで河原町御池でセミナー

この日のもう一つの目的。河原町御池でセミナーへ参加。とてつもなく賢そうな方達に囲まれ1セッションだけ話を聞きて、この日は終了。

まとめ

今回は東山一帯をインバウンドで商売をするならというコンセプトで旅してみた。結論は2年坂、3年坂で抹茶ソフトクリーム屋をするのが一番儲かるというのが安直に考えた結果かなw。

平日にひとり旅もなかなか楽しかった。次は誰か一緒に歩いてね。
わたしを京都に連れてって!

僕は京都通 一覧

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この記事を書いた人

合同会社吉善 代表
バスケ好きのおじさんです。
草津でNBAのキャップをかぶっている人を見かけたらだいたい僕です。

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