僕は京都通Vol.11<ふらっと、ひとりラーメンと祇園祭>

隣の滋賀に住んでいるので何度も訪れたことのある京都。
でも、近いだけにガイドブックを見たことはなく、実は京都のことを全く知らないことに気づき、40歳を超えてこれではダメだと「京都通」になるために今までしたことなかった下調べをしての京都旅をつづるブログです。

家族もおらず、ひとりで時間があったので、ふらっと京都まで昼飯のラーメンを食べにと祇園祭の雰囲気を味わいに行って来た。歩き尽くしたと思っていた京都も一本筋を変えればいろんな発見があり、まだまだ全然やなと、次から通りを端から端まで歩いてみようかなと思う。

雨は持ち堪えたものの、梅雨のベトっとした重たい空気の7月中旬の三連休初日。京都駅は外国人観光客よりも日本人観光客でごった返えす。

まず、初めに訪れたのが、駅ビルの中の拉麺小路に新しくできた、山形ワンタンメンの店。キョウトピというサイトで紹介されていてあまりにも美味しそうだったので食べに行くことに。(https://kyotopi.jp/articles/NMxnS

さすが、キョウトピさんで紹介されていただけあって美味かった。正直麺減らしてもっと大量にワンタンを食べたかったかな。

拉麺小路って駅ビルの中にあるのにめっちゃわかりずらい!大階段から行けばすぐなのだがその大階段も2階の西口改札から出ると意外にわかりずらいのが京都駅の難点。

ラーメンを食べた後、山鉾を全部見に回ろうかとも考えたが、四条烏丸辺りは絶対に混雑しているので、長刀鉾や函谷鉾など大きいものは諦めて今まであまり見たことないものを見てみようと、烏丸から西へ2本入った、新町通を歩いてみることに。

新町通を歩くと、有名な茶そばの店や聞いたことあるような無いような銭湯、ものすごく広い敷地に蔵のようなものが建っいてたぶん重要文化財の風呂敷屋。通りが一本違うだけでこんなに見るものがあるのかと、オッサンひとりでキョロキョロしながら歩く。

四条通を越えればいよいよ山鉾が立ち並び、個人宅も会社のビルもマンションだって煌びやかな祇園祭仕様にアップグレードされた京都の街は本当にかっこいい。通りに並んで奥に数台見える豪華な山鉾を小さな町単位で管理している京都の人の祇園祭にかける思いは相当なものだと改めて思う。そしてその情熱があるから多くの人が見たくなり訪れるのだろう。

祭のない地域に生まれ育ち、今も祭のない地域に住んでる僕にとっては、少し羨ましい。

有名な鉾になるとお金を払って乗ることも出来る。船鉾だけど、船の形がわかるように写真を撮るのが難しい。

中には組み立て途中で骨組みだけの鉾も。

最後に見てみたいなと思った山鉾。新町通をさらに西へ一本入った西洞院通にある蟷螂山(とろやま)。ちなみに、上に木などの長いものがあるのが「鉾」でないものが「山」らしい。

カマキリが上に乗って巡行の際には車輪と連動してカマキリの手足が動くらしい。祇園祭=夜の出店とコンチキチンというイメージしかなかったが、歳を取ってくると自然と歴史や意味などを知りたくなる。来年はもう少し色々調べて祇園祭を見てみよう。

蟷螂山を見た後は新町通に戻り、通りを色々見ながらさらに北上し御池通までいき、友達の娘ちゃんが働く烏丸御池の新風舘のBEAMSへ行って挨拶だけして、地下鉄東西線に乗って山科まで行き滋賀へ帰宅。

今回は近くのコンビニへ行くような服装でふらっとラーメンを食べに行くついでだったが、祇園祭の雰囲気を感じられて楽しい旅となった。もっと京都行こっと!誰かお供してね。私を京都へ連れてって。

今回歩いたのは5㎞くらい。

僕は京都通 一覧

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この記事を書いた人

合同会社吉善 代表
バスケ好きのおじさんです。
草津でNBAのキャップをかぶっている人を見かけたらだいたい僕です。

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