【MANTAS EZCARAY (マンタスエスカライ)】自然由来の製法を継承するスペインのモヘアストールブランド

目次

– MANTAS EZCARAY(マンタスエスカライ)について –

モヘアストールイメージ写真

スペインのモヘヤスのストールブランド
MANTAS EZCARAY(マンタスエスカライ)は1930 年、自然と豊かな水に囲まれた
スペイン北部のEZCARAY LA RIOJA(エスカライ ラ・リオハ)地域にて、テキスタイルメーカーとしてスタートしました。
糸染め・織り・加工するという工程を熟練した職人が一貫して行うことで、ブランドの品質を維持することに専念。

モヘヤを作る為の紡績機は18 世紀から100 年以上、入念に手入れをして稼動させています。

マンタスエスカライの製品に使用される原糸は繊維市場の中でも優れた品質を誇る素材で、
インターナショナルモヘヤ協会とインターナショナルウールセクレタリアからも⾧年にわたりバックアップを受けています。

モヘア織物工場

効率化のため針金による起毛工程が当たり前になってしまった今でも、
古くからの伝統的な製法として、アザミ (羅紗掻草:ラシャカキソウ)の実による起毛を、地元の農家と提携して守り続けています。

こうした全ての作業は自然や周辺環境への配慮を大切にしながら行われていて、
マンタスエスカライはサステイナビリティーを古くから実践してきたことを語っているのです。

創業以来140 年余りにわたり自然由来の伝統的な製法を継承することに努め、このこだわりにより他に類をみない風合いと発色の良い製品を現代に至るまで生み出し続けています。

モヘアを織る光景

この伝統を保護・継承する活動が認められ 2015 年6 月にスペイン国王 フェリペ6 世から民事勲章が授与されました。
また、2017 年11 月には、世界最高水準の安全な繊維製品の指標となっているOEKO-TEX(エコテックス)の認定も受けるほどのクオリティ。

モヘヤ素材を使った製品を提供する工場としても、ラグジュアリーマーケットでのOEM 対応も数多く手がけていて、
欧米の有名ブランドからも高い評価を得ています。

マンタスエスカライの具体的な商品ラインナップについては下のページをご覧下さい。

着用写真集

– 『モヘア』について –

アンゴラ羊
アンゴラ山羊

モヘアとは、トルコのアンゴラ(アンカラ)地方を原産とする「アンゴラ山羊」から採取した毛のこと。
トルコ、アメリカ、南アフリカが三大原産国といわれています。
一頭から一年間に採れる量は4~5キロほどと少なく、生産量が世界の天然繊維生産量の0.05%以下と、とても希少な繊維です。
光沢があり弾力に富んだモヘアは、繊維のダイヤモンドとして世界で広く認められています。

– モヘアの特徴 –

モヘア織機

メリット

  • 軽量かつ、優れた保温性と断熱性がある
  • 高い通気性吸湿発散性があるため、幅広い季節に対応できる
  • 直毛のため、非常に毛玉ができにくい素材
  • 丈夫で耐久性があり、弾力性もあるためシワになりにくい
  • カシミヤほどの艶はないが、自然で上品な光沢感とハリがある
  • 希少性とその見た目の美しさから、高級な素材に分類される

ウールの違い

モヘアはアンゴラ山羊の毛、ウールは羊全般の毛を指します。
同じ獣毛ではありますが、いくつかの違いが存在します。


毛玉
モヘアはウールと違って毛玉がほとんどできません。
毛玉とは繊維が絡み合ってできるものなので、ウールの毛玉は引きちぎると生地が傷みます。
モヘアの毛玉は遊び毛がまとまってできるものなので、そもそも毛玉が自体ができづらいうえ、
まんいち毛玉を引きちぎっても生地が傷むことはありません。


肌ざわり
結論をいえばモヘアもウールも肌に当たると多少チクチクするものです。
ウールの場合、毛の表面のキューティクルが粗いことがチクチクする原因。
モヘアの場合、キューティクルは細やかなのですが、毛が太く直毛であることが原因です。
触れる肌の状態によって、どちらが良いかの感じ方は違ってきます。


縮みやすさ
モヘアのほうが比較的縮みはゆるやかですが、どちらも縮みやすい繊維です。
家庭の洗濯はドライクリーニングに出すなどしてください。
お手入れの仕方については後述します。

– お手入れ方法 –

服用ブラシ

モヘヤは柔らかさ、光沢、軽さ、発熱⼒など数え切れないほどの素晴らしい品質を持つ天然繊維です。
これらの特性を最⼤限に⽣かし続けるためには、定期的なお⼿⼊れが必要

※天然⽑ですので、モヘヤ製品は必ず多少の⽑が抜けますが、⾃然な現象ですので問題はありません。

長持ちせるために

硬い洋服ブラシで⽑並みに沿ってブラシをかけていきます。

⽑の流れている⽅向に向かって梳くと、モヘヤがとても滑らかになります。
(※流れに逆らって梳くと、ブラシがひっかかりますのでご注意ください。)

ブラッシングする際、ブラシ⽑が残ってしまうかどうかを確認します。
たくさん残ってしまう場合はモヘヤが少し乾燥しているサインです。
その場合は⽔スプレーなどで少し湿らせてから、もう⼀度ブラッシングすることをお勧めします。

モヘヤが濡れていると表情が変わり、乾いた後は、まるで買ったばかりのような仕上がりに戻ります。

シーズンが終わり、次の機会まで保管する場合は、少し振って空気を⼊れてからブラッシングをし、
折りたたんでビニール袋に⼊れて保管することをお勧めしています。
こうすることで、新しいシーズンに向けて状態を維持することができます。

どうしても洗濯が必要な場合は、ご自宅で洗濯をせず専門の業者でドライクリーニングに出して下さい。

商品が気になった方は

商品の具体的な情報は下の記事に掲載しています。

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この記事を書いた人

KUBOのアバター KUBO バイヤー/メディア担当

OQRU STOREのバイヤー兼、メディア担当兼、バッグ職人。
2022年8月から入社したフレッシュな新入社員(おじさん)
使うと味のでるものや、妙に細かいところをこだわった商品が好き。
欲しいものはだいたい高い。

コメント

コメント一覧 (2件)

    • お問い合わせありがとうございます。
      大変申し訳ございませんがお問い合わせいただきました商品の在庫はございません。また現在再入荷の予定もございません。

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