滋賀県草津市、琵琶湖に突き出した烏丸半島にある琵琶湖博物館。
滋賀を代表する観光スポットの一つです。
自然や野外を中心とした滋賀の観光名所の中で琵琶湖博物館のように天候を気にすることなく遊べるスポットは実は数える程しかありません。
寒い冬や、雨や風の強い日など外遊びができない時にもオススメですよ。
展示を見て学び、しかもお土産まで購入できる、滋賀の魅力が詰まった場所です。
琵琶湖博物館に行ったら是非立ち寄ってほしいオススメのスポットがあります。
それは「ミュージアムショップおいでや」です。
各展示に関連する商品や滋賀の名品、ちょっと(かなり)難しい?研究者も喜ぶ書籍や専門性高い一品まで、立ち寄ったら思わず何か手にとってしまう、『お土産のワンダーランド』です。
本当にいろんな種類の商品が取り扱われていてその全てを紹介するのは難しいですが、今回はミュージアムショップおいでやの代表と一緒に選んだ、琵琶湖博物館ミュージアムショップおいでやのオススメのお土産を紹介していきます!!
驚くべき商品数!!1000種類以上あるお土産ワンダーランド
ミュージアムショップの最大の特徴は何と言っても品揃えの多さです。
それも琵琶湖博物館オリジナルの商品や滋賀の素材を使った食べ物、プロの方や研究調査で訪れた方が目を輝かせそうなちょっとマニアックなものまで、とにかく商品の取り扱い点数が多いんです!
実はライターナカムラ、ミュージアムショップおいでやの代表とはかれこれ十数年来の知り合いなのです。
常に真摯にお仕事に取り組むお姿、ずっと尊敬しております。
今回この記事を書くにあたり、ミュージアムショップの在り方や思いを改めて訊ねてみました。
ミュージアムショップは多くの来館者の方が最後に立ち寄る場所。
楽しかった思い出、展示を見て得た知識や見聞を何かの形としてぜひ持ち帰ってほしいなと思っています。
琵琶湖博物館にはお子さんから研究者までいろいろな人が来られてみなさん様々な視点で楽しんでおられます。
ですのでショップとしてもお客さんのいろんな視点を想像しながら欲しいと思ってもらえるような商品をご準備しておくのが役目だと思っています。
そして持って帰ったお土産を見たり触れたりして、琵琶湖博物館に来たことや学んだことを思い出してもらえたら嬉しいですね。
そしてなによりせっかく来たのだからやっぱり笑顔で帰ってもらえるのが一番。
そのためのミュージアムショップだと思っています。
仕事でもプライベートでも、数ヶ月に一度は琵琶湖博物館に足を運ぶのですが、その度に商品ラインナップやディスプレイが変わっていて驚かされます。
琵琶湖博物館にはリピーターさんが数多くおられるので、その方々が次に来た時に新しい発見があるように、琵琶湖博物館の展示に合わせた商品を作ったり、ディスプレイの入れ替えはこまめにおこなっているそうです。
初めての方はもちろん、リピーターの方にとっても常に新しいものが置いてあるワクワクを感じることができるのはとってもうれしいことですよね。
ミュージアムショップに立ち寄られた際はぜひ一度奥まで進んで順番に見ていくのがオススメ!
いろんな商品が並んでいてたのしいですよ。
思わぬ発見につながるかも!
さてここからは琵琶湖博物館ミュージムショップオススメのお土産を紹介していきます!!
一番人気!ふわふわの肌触りが抜群「ビワコオオナマズ」のぬいぐるみ
ミュージアムショップに入ると一番最初に目につく
大きなビワコオオナマズのぬいぐるみ
その名も
ガブッとビワコオオナマズ 3,300円(税込)
ガブッとビワコオオナマズは口に手を入れることができて迫力満点!
結構大きくて存在感もあるので家に連れて帰っても琵琶湖博物館に行った思い出に浸れそうです。
ビワコオオナマズはミュージアムショップの一番人気!!
小ぶりだけれど、忠実に再現しつつ、可愛さも兼ね備えています
指にはめるゆびパペもオススメ!
ビワコオオナマズ(左) 1,210円(税込)
ゆびパペ(右) 税込950円
こちらのビワコオオナマズのぬいぐるみたち、
琵琶湖博物館オリジナルなのはもちろん、学芸員の方が監修する力の入れよう!!
背びれ、胸びれの形や位置まで監修を受けてちゃんと再現されています。
なめらかな触り心地は子供も大人もとりこに。
すべすべ、さらさら、ずっと触っていたくなる感触です。
このビワコオオナマズのぬいぐるみ、ポイントは「目」だそうです。位置はもちろん、キラッと輝く目にすることで可愛さとリアルさを両立させているそうですよ。
いやぁそれにしても、ビワコオオナマズのぬいぐるみが一番人気だなんて、滋賀県民としてなんだか誇らしくなりますね。
お子さんやお孫さんのお土産に、来館記念としてご自分へのおみやげにもいかがでしょうか。
水族展示室にいる本物と見比べるのも楽しそうです。
あふれるオリジナリティ!躍動感あふれる作家さんの作品たち!!
ミュージアムショップおいでやが力を入れているのが作家さんたちによるクラフト作品たち。
鳥や魚の箸置き 550円(税込)〜
松尾陶器さんの箸置きはリアルとかわいいの絶妙なバランスがなんともいえず、
ついつい家に連れて帰りたくなる可愛さです。
箸置きなので実際に使って楽しむもよし、飾って愛でてもよし!
一つ一つ姿が違うので同じ種類で集めても、違う種類で集めてもかわいい。
是非自分だけのお気に入りを見つけてください。
躍動感あふれるゲンゴロウブナの焼き物 2,420円(税込)
緻密で再現性がとっても高く、でもやきものの手触りや暖かさはちゃんとかじることができるん廣田朱里さんの作品。ゲンゴロウブナはヒレの動きや体のひねりがいまにも泳ぎだしそうな雰囲気です。この他にもミジンコ、カイツブリ、カヤネズミなど、滋賀にまつわる生き物の焼き物はどれもリアルでかわいいですよ。
glass imecaの琵琶湖彩(びわこいろ)
大津に工房を構えるglass imecaさんがつくる淡いグリーンのガラス器のシリーズ、琵琶湖彩(びわこいろ)この透き通る淡いグリーン、実は琵琶湖に生える水草が原料になっているそうで、なんとも滋賀らしい美しい色です。ガラスケースに並べられたガラスたちはきらきら輝いていてとても綺麗ですよ。
高島帆布のポーチやショルダーなど
滋賀県高島市でおられている、高島帆布を同じく豊郷町で染めてもらい、守山市で縫製しています。模様は琵琶湖にすむ魚が描かれています。小物を入れるポーチや、ショルダー、トートバッグも展開しています。
実はこの商品、ナカムラとライターの久保で作っています。滋賀の素材や技術を活かしてものづくりがしたい!という思いを形にした一品です。滋賀県内だけでも4社以上が関わって製品にしています!
興味を刺激し、さらに知識を深めるための専門性の高い書物や鉱物、化石
琵琶湖博物館には家族連れだけでなく、研究者や水族、地質、民族学など各種の研究を志す人も多く訪れます。そんな方々に向けた研究資料や図録、ちょっとマニアックな商品まで数多くあります。
図録や書籍
現在進行形の企画展はもちろん、過去の企画展の図録の販売もあります。図録はまさに最新の研究成果が詰まっている情報の宝庫です。しかも図録だけでなく、滋賀には滋賀の歴史、文化、産業、自然、化学に特化した出版社もあり、小さい県の割に、地元を題材にした書籍には非常に恵まれています。そして滋賀県内で滋賀に関する書物をこんなに見ることができる場所は間違いなく琵琶湖博物館ミュージアムショップだけです。
鉱物や化石
A展示にアケボノゾウの骨格標本や地学標本がたくさん展示されているように、鉱石や標本、化石に興味をお持ちの方もたくさん来られるそうです。琵琶湖はの歴史は約400万年と古く、滋賀の各所でも様々な化石が見つかっています。
琵琶湖博物館に来て初めて化石や鉱石を間近にみて興味をもった未来の研究家のためにも本物が購入できるのは非常に価値のあることだと思いました!
そうして興味関心が途切れることなく続いて、あの時琵琶湖博物館で見たり買ったりしたのがきっかけで博士になりました、なんて夢の一部を担っているかもしないなんて考えると素敵ですよね。
小さい頃、すごく化石に憧れた時期ってないでしょうか?ナカムラも両親にねだった記憶があります
まだまだオススメあります!!
アザラシくじ 1回 1,200円(税込)
風で回るたくさんのくじの中から一枚選ぶやつです。
くじといえばお子さんが大好きなイメージですが、意外に大人にも人気があるそうです!!
すごくわかる気がします。
つぶらな瞳、お家へ連れて帰ってと言っているような・・・
何が当たるか分からないワクワクを楽しみたい方は是非!
特等(1等)の大きさはぜひ現地でお確かめください。
モモンガやフクロウも選べますよ。
各種ステッカー 390円(税込)〜
ビワコオオナマズ、ビワマス、バイカルアザラシ。
ノートパソコンに貼ったり、旅行や観光できた証で車に貼るのもオシャレです。
最近はビワマスのトローリングも流行っているみたいですのでアングラーさんにも是非貼っていただきたいです。
長袖ロングTシャツ 3,000円(税込)
通気性の良いドライタイプの生地になっているので着心地抜群!袖口がリブタイプになっているので作業の時に腕まくりしたり、冷気の侵入を防いでくれるのでオススメです。
その他にもコットンタイプの販売もあります。
古代湖浪漫よしクッキー 小 540円(税込)
琵琶湖チョコラングドシャ 860円(税込)
古代湖浪漫よしクッキーはミュージアムショップおいでやと特定非営利活動法人・地域と自然が共同で開発した琵琶湖博物館オリジルナルの商品です。漢方としても使われる整腸作用のある琵琶湖のヨシを練りこんで焼き込んだ、あっさりした甘味が特徴。
琵琶湖チョコラングドシャは琵琶湖周辺の名所や名産がフードプリントされた一口サイズのクッキー。可愛い見た目がお土産にも喜ばれそうな一品です。
紹介しきれないお土産の続きは是非琵琶湖博物館へ
紹介してもしきれないくらい、たくさんの魅力的な商品がたくさんあるミュージアムショップおいでや。
続きはぜひ実際に琵琶湖博物館でお確かめください!
今回、琵琶湖博物館には老若男女問わずたくさんの方が来られていて、それぞれの視点で楽しんでおられると言うことに改めて気づかされました。
展示にしても、お土産にしても、誰かにとっては素通りするものが他の誰かにとっては是が非でも見たいものだったり欲しいものだったりする。
そのことに想像力を働かせて商品を選ぶのはすごく大変だけど、やりがいがあるんだろうなと感じました。
そして数ある商品の中から我々が作ったものを購入してくださるお客様がいる。そのことに感謝し、これからも微力を尽くしていきたいと思います。
琵琶湖博物館に訪れた際に皆様に一つでもお気に入りのお土産がみつかりますように。
※取材日2022年12月9日
おすすめ贈り物
コメント