私は何の対策もしていなければ、ジョッキ1杯のビールが関の山。
体調によってはそれでも泥酔してしまうことがあります。
このご時世、飲み会が苦手、飲み会が嫌いな人は無理して参加する必要もなくなりました。
特にお酒が弱い人は、飲み会ってただの苦痛に感じるかもしれません。
ですが私のようにお酒に弱くたって、飲み会は好き!という方もいらっしゃいます。
そんなお酒に弱い人やいつも二日酔いに悩む人へ、飲み会で最後まで楽しい時間を過ごせるように、お酒に酔わない飲み方をご説明します!
これを実践すれば私はジョッキ1杯→3~4杯は飲めるようになりました!
(もちろん個人差はあります)
お酒に酔わない飲み方【飲み会準備編】
① バナナやリンゴを食べる
要はカリウムの多い食べ物を食べます。
アルコールの利尿作用によって、体内のカリウムは必要以上に排出されます。
カリウムが不足すると体が疲れやすくなって、翌日がとってもしんどくなるんです。
そのためお酒を飲む前にカリウムが含まれた食べ物、とくにリンゴやバナナを食べるようにしています!
ちなみに、別に生じゃなくてもいいんです。
私は飲むことが多かったときはバナナチップスを家に常備していました。
時間がなければ、飲む前にコンビニで野菜ジュースを買って飲むなんかでも、ある程度はOKです。
カリウムは野菜や果物に多く含まれるんですが、飲むときの食事は糖質と脂質が多いので飲む前に食べたほうが良いかと。
(もし居酒屋で野菜を食べるならアボカドの入ったサラダなんかが良いですね)
また私はカリウム不足になると、飲んだ後に激痛にみまわれ大変なことになるんですが、
それについては後述します。
これはお酒に酔わなくするというよりは、二日酔い対策ですね!
② ヘパリーゼ、ペプチドレバーを飲む
ヘパリーゼ
まずは代表格のへパリーゼ。
お酒を飲む前に、これを飲むと飲まないとでは全く酔いのまわりが違います!!
錠剤タイプもありますが、お酒を飲む前ならばドリンクタイプの方がおススメです。
その中でも「ヘパリーゼWシリーズ」がいいですね。
ヘパリーゼを飲むことは二日酔い予防にもなるんですが、気持ちよくお酒を飲める量が増えますよ。
コンビニで買えるのも良きです。
ペプチドレバー
なんと、アルコール代謝促進剤として特許を取得している商品 (錠剤)
日本では初めての商品化です。
「コーン粒(遺伝子組み換えでない)の皮」の「たんぱく質」を超低分子オリゴペプチドにすることで体内吸収できるようになって実現したもの。
お酒が弱い人は、お酒を飲む前か飲んでいる最中にこれを摂ってください。
アルコールの代謝が早まって、いつもより圧倒的に気分が楽だし、楽しく飲めます!
アルコールで飲んでもOKなところもいいですね。
お酒に強い人は、お酒を飲んだ後にこれを摂ればかなり二日酔いに効きます。
お酒に酔わない飲み方【飲み会本番編】
醸造酒を避ける!
極力お酒に酔わないようにする、そして二日酔いの予防のためには、
- ビール
- 日本酒
- ワイン
これらを飲まないようにしましょう。
お酒に酔わない方法のなかでも大きな意味があります。
というのも、醸造酒にはフーゼル油やタンニンといった”不純物“が多く含まれているんです。
不純物が多いほどアルコールが分解されづらくなります。
お酒が飲めないくせにビール好きな私には酷な話です。
蒸留酒を飲もう!
醸造酒がダメなら、蒸留酒を飲めばいいんです。
蒸留酒というと、
- ウィスキー
- ブランデー
- バーボン
- テキーラ
- 焼酎
- 泡盛
- ジン
- ウォッカ
といったお酒が該当します。
メタノール (メチルアルコール)の含まれるお酒を避ける!
大好きなビール(醸造酒)を諦め、蒸留酒を選びました。
これでもうお酒には酔わない!・・・という訳にもいきません。
実は前述した“不純物“は、蒸留酒にも含まれているんです。
それはメタノール (メチルアルコール)といって、一般的に飲まれるエタノール(エチルアルコール)とは違って分解に時間を要する、不純物に該当するアルコールです。
蒸留酒のなかでこのメタノールが含まれているものは、
『ウィスキー、ブランデー、バーボン、テキーラ』
(※メタノールが含まれない銘柄もあります)
これでハイボールも選択肢から外れることに。
お酒に酔わない方法を実践するのも簡単ではありませんね…
③ 結論!どんなお酒を飲めばいいのか?
ということは、
醸造酒でもなく、蒸留酒でメタノールも含まれていないお酒は
- 焼酎
- 泡盛
- ジン
- ウォッカ
この4種類です!
度数の強いお酒たちですが、ウォッカやジンがベースのサワー、焼酎がベースのチューハイなんかは
比較的飲みやすいですよね。
お酒に酔わないようにする方法の一つは、こうやってお酒の種類を選ぶというものでした。
一見ややこしそうですが、サワーやチューハイを飲めばいいということだけ覚えていればOKです!
※ちなみに安いお酒 (モノにもよりますが)も不純物が多いので、悪酔いしやすくなります。
④ 水を飲んでも酔いはまわります・・
よくお酒を飲んだら水を飲みなさいと言われますよね。
もちろん正解なんですが、実は水を飲んだからと言って酔いにくくなる訳ではありません。
飲むとスッキリするので錯覚はしてしまいますが。
それでも水を飲むことは大事です。
水を飲む理由は、
- 胃の容量を圧迫させてお酒の量を減らす
- 脱水症状を防ぐ
- 二日酔い予防
という目的のためです。
アルコールには利尿作用があって、特にビールは顕著です。
1リットルのビールを飲むと、1.1リットルの水分を身体から失うそうです。
その差分を埋めるためにも、純粋な水分の補給は必要なんです。
お酒に酔わなくなるという訳でないにしろ、二日酔い予防のためにもしっかりと水を飲みましょう!飲みの席での変な遠慮は無用です!
⑤ おつまみには豚肉料理を食べよう!
アルコールはビタミンB1を使って体内で分解されます。
それだけでビタミンB1の必要性は高いと分かって頂けると思います。
アルコールの分解にビタミンB1が使われて体内のビタミンB1がなくなると、疲れやすくなって翌日はとってもしんどくなるんですよね。
二日酔いと重なると、それはもう大変です。
豚肉 (ハムを含む)にはビタミンB1が豊富に含まれています。
他の食べ物でもいいんですが、ビタミンB1が豊富なもので居酒屋でもお目にかかりやすい豚肉がおススメです。
カリウムの多い、マグロやカツオなどの赤身魚のお刺身なんかも良いですよ!
ちゃんぽんはOK!
ちゃんぽん (いろんな種類のお酒を飲む)で悪酔いすると聞きますが、科学的根拠はない都市伝説です。
ちゃんぽんで悪酔いするというのは、味が変わるので飽きずについつい飲みすぎてしまうから、
という理由があるみたいですね。
気にするのは飲むお酒の種類と量だけにしましょう。
お酒に酔わない飲み方【失敗編】
上記のことに気を付けていても、質の悪いお酒を飲んでしまったり、体調などの理由から酔いつぶれたり二日酔いになることもあります。
そんな時の強い味方。
それは『ハイチオールC』です。
アルコールが体内に入ると、肝臓で代謝され、アセトアルデヒドという物質に変わり、酢酸になり、無毒化されていきます。
このアセトアルデヒドが蓄積することが二日酔いの原因なんです。
ハイチオールCにはL-システインという成分が含有されていて、アセトアルデヒドの分解を促します。
二日酔いを予防したり、二日酔いの症状を逸早く改善してくれるんです。
個人差はあるかもですが私にはか・な・り効きます!
そしてお水も沢山飲みましょう。
お酒を飲んで筋肉痛になるのは危険?!
アルコールで筋肉痛になるって、同じ人にはあまり出くわしません。
これ、私はしょっちゅうなるんです。
これは“急性アルコール筋症 (ミオパチー)”と呼ばれる症状で、
全身の筋肉、節々が激痛にみまわれます。
小さい頃にあった成長痛をもっと痛くしたようなもので、痛みで朝まで眠れないということもしばしば。
原因は“カリウム不足”、“ビタミン不足”。
カリウムはアルコールの利尿作用で排出され、ビタミン(B1)はアルコール分解時に使われます。
体感ですが、特にカリウムの欠乏がトリガーになっているようです。
ですから飲む前にカリウムの豊富なバナナやリンゴを食べているんですよね。
この「筋肉痛」、運動後の筋肉痛と違って筋肉の超回復 (筋肉の成長)がありません。
むしろ筋組織が壊死してしまう可能性もある怖い症状のようです。
私がお酒に弱いからだけではなく、お酒を飲みすぎると大なり小なり皆さんにもあり得るお話ですよ。
まとめ
お酒が弱い人ができるだけ酔わない飲み方をするために、そして二日酔いにならないために、下記のことを守ってお酒を飲みましょう!
- 飲む前にカリウム(リンゴやバナナ)、ヘパリーゼを飲む
- サワー、酎ハイを飲む
- 飲んだお酒の分だけ水を飲む
- おつまみはビタミンB1(豚肉)を食べる
- 自分の飲める量を把握して、無理して飲まない
用法容量に注意して、自分に合った飲み方を知り、良きお酒ライフを楽しみましょう!!
番外編:美味しいお酒は酔いづらい印象です
ある程度お酒を飲む人向けですが、このタンブラーでお酒を飲むと雑味がなくなって、気持ちよくお酒が飲めます。
決してアルコールが度数が変わるわけではありません。
不味いお酒でも美味しくなるから気分的に酔いづらい、といった商品。
私のおすすめです。
VANTECH
お酒を熟成させるステンレスタンブラー
『参考文献』
・国土交通省:飲酒に関する基礎教育資料
https://www.mlit.go.jp/common/001283559.pdf
・エスエス製薬㈱:肌の代謝とL-システイン
https://www.ssp.co.jp/hythiol/lcysteine/
・独立行政法人 酒類総合研究所ワイン醸造技術まとめサイト
https://www.nrib.go.jp/wine/wine_info.html
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