私の地元紹介~香川県高松市 (グルメ編) 2023年~

滋賀在住のわたくし久保は、香川県出身です。

年明けに地元をちょっと紹介する記事を書いて、その時に地元の食べ物を紹介すると言っておきながらだいぶ時間が経ってしまいました。
とはいえ折角なので少しばかり紹介させて貰って、香川にはうどん以外にもあるんだぞと声高らかに宣言したいと思います。

目次

海鮮食堂じゃこや

「源平の里むれ」という道の駅のなかにある食堂。
カウンターにずらりと並んだおかずを、セルフで取って、カウンターの向こうのおばちゃんにご飯や味噌汁をオーダーするスタイルのお店です。
地元で取れた魚も沢山並んでいて、美味しい。値段もそこそこ安いので、お昼時には20人くらいがカウンターに列をなします。
観光シーズンでも地元の人で溢れかえるので、県外から来た人を気の毒に思ってしまう、地元民に愛されるお店。
刺身や煮つけのビジュアルは想像できると思うので、今回は「海鮮ソースかつ丼」をご紹介。

地元の「五剣山」という山をイメージして盛り付けられていて、攻撃的なヴィジュアルです。
味は抜群に美味しいんですけれど、40前のおじさんにはヘビーなボリューム。

手打うどん 源内

冒頭でうどん以外にも、と言いましたが1件だけご紹介。まあ香川ですからね、うどん屋は行きます。
志度町にあるうどん屋さんです。
かけうどんが好きな香川県民が、こぞってカレーうどんを注文する珍しいお店です。

スパイスの効いたカレーはエスニック寄りの味。けどしっかり出汁が効いていて、よくこんな立体的な味にできたなと関心してしまいます。なんだか上から目線っぽく言っていますが、とっても美味しかったです。

そして、もちろん普通の出汁(だいたいイリコ出汁)のうどんも美味しいお店です。

画像の野菜天ぷらうどんは、玉ねぎ、人参、ナス、インゲンなどの揚げたて熱々の天ぷらが、しっかり出汁を吸ってるんです。

ここも結構な人気店で、並びは30分ほどでした。
前に並んでいる常連さんが、ここは焼き鳥が美味い!と、うどん屋らしからぬ情報が。
「けど忙しい時間帯に頼むのは失礼だから止めときな~」と言ってたので頼みはしなかったんですが、ちょっと気になってるのでいつか夜に行ってみよう。

武内食堂

香川の隠れた名物と言われる「かしわバター丼」なるものをご紹介。

かしわとは鳥のかしわで、鶏肉をバターとコショウと醤油?で焼いて丼にしている、なんともストレートな丼ものです。
噂には聞いてましたが、おじさんには量的にしんどそうなので敬遠していたお店。今回はワンパクに食べる人に連れられて行ってきました。

野菜がないと脂に負けると思い、野菜増しで注文。
結論からいうと、思ったほど脂っこくなかったので、野菜なしでも大丈夫でしたね。

丼の隣に見える、ちょっと汚く注いでいるのがカレーソース(無料)です。生卵(無料)があったり、各種ソース類があったりと、味変には困らない充実ぶり。

力づよい、ワイルドな味で、個人的には丼よりも、かしわバターとビールならもっと良かったなと思いましたが、たまにはこんな本能に訴えるような味も良いかも。

手打拉麺 木蘭(ムーラン)

麺類といえば、うどんにしか興味がないような香川県民が並んで入るラーメン店をご紹介。
よくある日本式のラーメンではなく、中国式のラーメン店。

なにがどう中国式なのかは分からないんですが、看板に「純中国式」と書いているので間違いない。

お店に入ると20人くらいのお客さんで満席。
注文したのは、このお店の定番「野菜拉麺」です。

いわゆるタンメンで、鳥ガラと野菜の出汁がしっかり出ていて、ホッとする味です。
麺を湯がいたあとに一度水で締めているので、麺にコシがあってモチモチで美味しい。
うどんと同じで、香川県民は水で絞めた麺が好きなんでしょうか。
飲んだ後とかは、日本式のラーメンよりもこんな優しい味の方がいいかもしれません。

今回は見られなかったんですが、いつもはご主人が麺の生地を手で伸ばして一人前ずつ麺を打っていくようです。
二本が四本、四本が八本と倍々に麺の本数が増えていくやつ、テレビで見たことあるでしょう?
おそらくそれが中国式なのかなと。
まあ中国式がいったい何なのかは別にして、とっても美味しかったのでOKです!

インド家庭料理 マンジャル

ご主人がバックパックで旅した20歳の時に出会った、南インドの食文化を地元へ伝えたいという思いから、再訪して習った素朴な家庭料理を味わえるお店です。

気まぐれに入ったお店なので、南インドの料理が何かも分かっていなかったんですが、僕たちが想像するインド料理(スパイスが効いていてガツンとくる)は北インドの料理のようです。
逆に南インドでは油控え目の優しい味わいの料理が多いみたいですね。

注文したカレープレートは、チキンのカレーに豆のスープ、玄米のご飯に野菜、レモンのアチャール(漬物)といった内容。小ぎれいにチマチマ食べていると、ご主人が「現地では全部混ぜて食べますよ」ということで、軽く混ぜ混ぜ。

優しいしょっぱさと、甘さと、すっぱさが一体となって、ほどよくスパイスを感じる今まで食べたことのない味わいです。
けどやっぱりインド料理、食欲を刺激するあのエスニック感があります。
例えるなら、朝ごはんに食べられるインド料理ですね。初めての体験、美味しかったです。

実家

時期外れですが、最後に香川のお雑煮をご紹介。
知っている人もいるかもしれませんが、香川のお雑煮は「餡餅と白みそ」です。

多分私が県外の人間なら、敬遠する組み合わせでしょう。
けれどこれで育った人間からすると、これば美味しいというか、これでなきゃ物足りないというか。

ちなみに、下の記事で紹介した高松の屋島という山に「桃太郎茶屋」というお店あります。
ここなら年中、餡餅雑煮が食べられるのでぜひ。

またいつかご紹介します

どこの地域でもそうですが、探せば美味しいお店っていくらでもあります。
香川は地元とはいえ、帰省は観光に近いので気分が乗って色々とお店を散策してしまいますが、いま住んでいる滋賀でも美味しいお店を探したいなと思う今日このごろ。
どの地域になるかは分かりませんが、また何か美味しいものがあったら紹介しますね!

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この記事を書いた人

KUBOのアバター KUBO バイヤー/メディア担当

OQRU STOREのバイヤー兼、メディア担当兼、バッグ職人。
2022年8月から入社したフレッシュな新入社員(おじさん)
使うと味のでるものや、妙に細かいところをこだわった商品が好き。
欲しいものはだいたい高い。

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