引越しを済ますとまずしなければいけないのが、ご近所への挨拶回り。
引越した側もどんな人がご近所にいるんだろうと不安になりますが、引っ越してこられた側もこの家(部屋に)にどんな人が引越してくるのか気になっていると思います。
ですので、引越しの挨拶回りは気持ちよく新生活を始めるためにも行っておきたいところです。
戸建とマンションやアパートでは挨拶に回る範囲も違いますのでマナーとともに見ていきたいと思います。
一人暮らしで特に女性の一人暮らしでの挨拶回りは最近防犯上、推奨されていませんので今回は家族での引越しとして見ています。
建物別 引越し挨拶の方法
戸建、アパート・マンション、大家さん別に挨拶の範囲や方法を見ていきたいと思います。
戸建に引越した場合
戸建一軒家に引越した場合、日本の多くの地域では自治会がありそこから班や組に分かれた組織があることがあります。
まずは不動産屋に引越す地域の自治組織を確認してもらい、挨拶する範囲を決めましょう。
自治会に属さない場合は両隣や向かいの家、また忘れてはいけないのが裏の家です。裏の家とは普段接することは多くないですが、生活音が聞こえたりするので、はじめに挨拶をしておくことが大切です。
一生の付き合い、または、長い付き合いになる戸建一軒家の挨拶はできれば家族全員で伺うのが理想です。
アパート、マンションに引越した場合
マンションやアパートに引越す場合は両隣やアパートなら向いの家はよく出会うことになりますので挨拶に伺います。引越しした住居が上階であれば忘れてはいけないのが、下の階のお宅への挨拶です。気をつけていてもどうしても生活音は聞こえてしまいます。特にお子さんがおられる方は初めに子供がいることを挨拶とともにお伝えするようにしましょう。アパートやマンションでは直接お会いできないことも多くあるので、品物に挨拶を書いたメッセージカードを付けてポストに入れておきましょう。
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”これからお願いします”の気持ちが伝わる。
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大家さんへの挨拶
大家さんへの挨拶は、大家さんが同じアパートや近く人住んでいる場合だけでよいでしょう。
同じアパートや近くに住んでいる大家さんならその地域のことも詳しいと思いますのできっとあなたの味方になってくれますので、挨拶はしておいた方がよいでしょう。
引越し挨拶のマナー
時間帯や熨斗紙の種類などマナーについて見ていきます。
引越しの挨拶品を手持ちする日時
契約直後の引越しや遠方からの引越しであれば無理ですが、契約や引き渡しから時間があり近くの場合は引越しの品を搬入前に挨拶を済ませておくと、引越しでご迷惑をお掛けすることのお詫びも合わせて出来るのでベストです。引越し後に挨拶に回る場合は1週間いないに回るようにしましょう。
時間は相手の空いていると思う時間に
六曜の中には縁起の良し悪しでは、午前中が吉で、午後が凶となることがあることから”挨拶も午前中に”と思われる方がいるようですが、引越しの挨拶は六曜は気にせず、ゆっくりしたい休日の午前中や食事の時間帯は避け、午後から夕方までの時間帯に済ますのがよいでしょう。
また、何度も訪れるのも相手にとってもプレッシャーになる可能性もあるので、ある程度伺って出られに家にはポストにメッセージカード付きの挨拶品を入れるなどがよいでしょう。
引越し挨拶品はどんなものがいい?
こちらの都合で挨拶回りをするので、相手先が不在のことも多く思ったより日にちが掛かってしまうことのある挨拶回り。賞味期限の短い食品はなるべく避け、キッチン用の洗剤やラップセットのような誰でも使われるものがよいでしょう。
熨斗はどのようにするばよい?
挨拶回りで手持ちするものには「御挨拶」で熨斗掛けするのが一般的です。「粗品」でも問題はありませんが、粗品は「粗末な品」という意味で、
”あなたには粗末な品かもしれませんが”という相手を謙遜する意味がありますので、企業のノベリティなどによく使われるので、挨拶回りの時は「御挨拶」が一般的に使われています。
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