元バッグ職人がお話する。どんな人に贈ると高島帆布トートバッグが喜ばれるのかと、シナテルのバッグの良いところ。

滋賀県の高島帆布のバッグブランド 
Shinateru-シナテル-

MADE IN SHIGAを掲げて、滋賀県高島帆布のトートバッグをメインに一点一点手作りで製作しています。
シナテルのトートバッグの特徴は、何と言っても素材感を活かしたシンプルさ。
どんな服装にも合うためプレゼントに選ばれる方がとても多いんです!

私はバッグ作りをしながら長年店頭にも立ってきました。
今回は製作・販売を長年やって分かった、なぜシナテルのトートバッグがプレゼントにピッタリなのかをお話したいと思います。

目次

シナテルの高島帆布トートバッグを貰って喜んでくれる人は

グリーンのトート
こんな人に贈ると大変喜ばれます
  1. 天然素材が好きなひと (キャンバス生地、レザー・革製品など)
  2. いつも大人しめの色のバッグを持っているひと
  3. バッグに合わせて服装を選ぶのが面倒なひと
  4. 滋賀県に所縁のあるひと
1:天然素材が好きなひと

天然素材が好きな人は、あまり化学繊維への浮気をしません。
化学繊維は使い込むと”劣化”しますが、天然素材は使い込むと”味”がでるからという理由も大きいです。

2:いつも大人しめの色のバッグを持っているひと

シナテルのバッグは一見カラフルですが、一つ一つは優しい色合い。
いつも黒色や灰色のバッグのかたは余り冒険をしないものですが、シナテルの優しい色合いであれば選んで頂くことも多くあります。

KUBO

カラーバッグの入門編とも呼べるバッグです!

3:バッグに合わせて服装を選ぶのが面倒なひと

バッグが特徴的な形だったり色だったりすると、服装をバッグに合わせて変えないといけないといけません。
これが非常に面倒くさい。
シナテルのトートバッグはシンプルですから服装を選びません。何も考えずにただ手に取ればOKなんです。

4:滋賀県に所縁のあるひと

メイドイン滋賀、高島帆布のトートバッグですからね。
実際、滋賀出身の遠方のかたにプレゼントして喜ばれることも非常に多いです。
高島帆布(滋賀産の帆布)のバッグを知らない元滋賀県の方も多いので、珍しがられたりもします。

シナテルのトートバッグのいいところ

オクルストア 縫製工程

お客様にお聞きした、シナテルのバッグの良いところの一部をまとめました!

シナテルのバッグのいいところ
  1. 余計な装飾がない
  2. 使うシーンが限定されない
  3. カジュアルかつ上品
  4. 全てハンドメイドのため、作りがとても丁寧
1:余計な装飾がない

そのため帆布の素材感が全面に出て、天然素材ならではの優しい風合いがあります。
またバッグの大きさいっぱいまで荷物を入れられることも利点です。

2:使うシーンが限定されない

もちろん色によってはそんなことはありませんが、シンプルなデザインのためいやらしさがなく、普段づかいから通勤、はたまた冠婚葬祭まで使えます。

KUBO

シンプルなんですけれど野暮ったいわけではない絶妙なバランスが、肩肘はらないお洒落感があってステキなんです。

3:カジュアルかつ上品

帆布特有のカジュアルさはもちろん、美しい丸みのあるデザインが上品さを演出。
そのため、いわゆる生活感のある帆布バッグとは違った、ファッションとしてのいで立ちがあります。

4:全てハンドメイドのため、作りがとても丁寧

1点1点、全てが手作りで作られています。
折角の良い素材も、縫製一つでダメになってしまうものです。
日本国内の、技術の高い縫製工場での縫製を行っています。

KUBO

誰でも使えるデザインで、高い品質のバッグのため、自信を持ってプレゼントして頂けます!

使いやすいサイズ感は、お客様の声からたどり着きました

オクルストア トートバッグ

シナテルは百貨店などのイベント出店(催事)で、主に対面販売をしてきました。
国内の協力工場で縫製を依頼する以前、全て自分たちで縫製をしていたときですら、販売も自分たちで行っていたのです。

ですから、お客様の声を直接聞くことができたんですよね。

持ち手の高さがあと1cm高かったら…

バッグのマチはをもっと広げてほしい!

などなど。

バッグは毎日使うものですから、こだわりが強くて当たり前ですよね!
ただそれだけに、理想のバッグに出会えていないかたが多くいらっしゃるんです。

作り手が直接お客さまの声を聞いて、何度も改良をくりかえし、たどり着いたのが現在のサイズなんです!

Sサイズのおススメ用途
  • お買い物や、お食事などちょっとしたお出かけに
  • お弁当を入れるランチトートに
  • 大きなバッグばかり持っている方のサブバッグに
Mサイズのおススメ用途
  • 普段から荷物の多い方
  • 通勤や通学に使われる方 (A4サイズのファイルが入ります)
  • 習い事、おけいこ事のレッスンバッグに
  • 1泊の旅行や行楽に行かれる時に
KUBO

以前ほどの高頻度ではなくなりましたが、現在も直接売り場に立ってお客様の声を聞くようにしています!

バッグの色の選び方アドバイス

ファッションアイテムを贈り物にする場合、色や形など、相手の好みに合わせる必要があるので難しいと思っていませんか?

ですが、シンプルな帆布トートバッグならどんなタイプの方でも使うことができるので安心です!
あとは色を選ぶだけですので、参考までにこれまでのお客様の傾向を少しお話します。

モスグリーン』

コケのような、少し灰色がかったモスグリーンのトートバッグ。
青色デニムのパンツなどにも合わせやすい、とっても優しい色合いのグリーンです。
売り場ではグリーンが好きな方は真っ先に手とられる、お洒落なお色。

アイスグレー』

水色がかったグレーのトートバッグ。
水色の爽やかさと、灰色の控えめさの良いとこどりをしています。
夏に持つと夏らしい、冬に持つと冬らしい装いに見える不思議な色合い。
落ち着いた、大人なイメージを高めてくれます。

マスタード』

カラシのようなちょっとくすんだ黄色いトートバッグ。
帆布の生地感と相まって、優しい印象を与えてくれます。
こういった色はコーディネートのアクセントにするのも良いですよね。
肩にかけると顔が明るく元気に見えるので大人世代にも人気があります。
黄色系が初心者のかたにもオススメです!

先染め灰』

帆布のカジュアルさを少し引きしめた、お仕事でも使える万能タイプです。
カジュアル過ぎず、硬すぎることもない“ちょうど良さ”
服装を選ばないですし、持つだけでその日のコーディネートを上品にまとめてくます。
迷ったときはコレ

先染め紺灰

デニムのようにも見えるトートバッグ。
灰色がかった薄めの紺色で、デニムではありません。
光が当たると少し艶があるように見えて、なんとも言えない高級感も。
男性の支持率も高いので、おそろいで持たれているご夫婦もいらっしゃいますよ!
こちらも先染め灰のようなシンプルなトートバッグ。万能タイプです。

先染め茶

シリーズの中でもナチュラル感が強い茶色がかったベージュ。
生成りのバッグのような自然と服装になじむ感覚で使うことができます。
ベージュ系の服を着て、バッグと色合いを合わせるコーディネートもステキです。
シナテルのバッグの中で最もナチュラル感が強く、幅広い層に愛される人気者です!

先染め濃紺』

紺と茶色の革の組みあわせ、鉄板ですね。
紺色の糸と黒色の糸で織られた生地なのでかなり深い紺色になっています。
身につけると知的で、上品なイメージが生まれます
そのためか、ご入学やご就職のお祝いに買われるかたも多くいらっしゃいます。

商品の購入はこちら

シナテルトートクラシック S

シナテルトートクラシックM

シナテルトートヴィンテージS

シナテルトートヴィンテージM

軽く、しっかりした生地の帆布トートバッグです

オクルストア トートバッグM アイスグレー

何度も名前を出してきましたが、トートバッグの素材には滋賀県高島市産の「高島帆布」を使用しています。

一概に帆布と言っても、船の帆に使われていた分厚いものからカーテンに使うような薄手のものまで、その厚みは様々です。
1号〜11号(数字が小さいほど厚くなる)と号数で厚みを表し、シナテルは中厚の8号を採用しています。

中厚?
帆布バッグなんだからしっかりとした厚い生地を使えばいいじゃないか!

と思われるかたもいらっしゃると思います。
確かに一理あります。
ですが、

  • 生地が厚くなるほど、強度が増すが重くなる
  • 生地が薄くなるほど、強度は低いが軽くなる

天然素材の多くには、こう言った理屈がついて回ります。
頑丈さだけを求めると、とっても重たいバッグになってしまうんです!

そんななかで選んだのが、8号帆布。
強度と軽さがうまく調和した優秀な生地です。

同じく天然素材の革のトートバッグは800〜1000gを超えるものも多くて、長時間持つには大変なこともありますからね。
さらに中に荷物を入れると、バッグの重さは増すばかり…

シナテルの帆布トートはSサイズが約350gMサイズが約500gと軽いので、そんなお客さまにも自信をもっておススメできる、とっても持ちやすいバッグです!

革のバッグを愛用されていた方が、重たくて革のバッグを卒業。
 ナイロンやポリエステルは軽くていいけれど、やっぱり革と同じ天然素材がいい。

という方も多くいらっしゃいます。
そういった方にも選んで頂ける、軽くて丈夫な帆布トートバッグです。

生地の加工について

トートバッグに使われる帆布には2種類の生地があります。

オクルストア 先染め生地

先染め帆布
名前の通り、生地を織る前に糸を先に染めた帆布。
糸自体がしっかりと染められていて、色に深みがあります。
色ムラがなくて、製品の仕上がりが均一的になるのも特徴です。

該当のバッグ:先染め黒、先染め茶、先染め紺灰、先染め濃紺

オクルストア バイオウォッシュ

バイオウォッシュ
特殊な酵素を使って、染めた後の生地に洗いをかける加工。
しっかりとした生地ですが、ヴィンテージ生地のような柔らかくて使い込まれた風合いがあります。
デニムによく見られるような、独特の色落ち感(アタリ)が楽しめます。
本来、後染めの生地には色の深みを出しづらいのですが
バイオウォッシュ加工によって後染めでありながら、アジのある生地に仕上っています。

該当のバッグ:モスグリーン、アイスグレー、マスタード

商品仕様

Sサイズ

素材外布:8号帆布(綿100%) 中布:11号帆布(綿100%) 持ち手:牛ヌメ革 (黒革は牛ヌメ革+ナイロンベルト)
サイズ口幅:約33cm 底幅:約25cm 高さ:約23cm(持ち手込み)約36cm マチ:約10cm
ポケット内側3個 (1個は18cm幅ファスナー付き)
留め具マグネットホック
重量約350g
生産国日本 (滋賀県)

Mサイズ

素材外布:8号帆布(綿100%) 中布:11号帆布(綿100%) 持ち手:牛ヌメ革 (黒革は牛ヌメ革+ナイロンベルト)
底あて:牛ヌメ革
サイズ口幅:約39cm 底幅:約29cm 高さ:約28cm(持ち手込み)約49cm マチ:約12cm
ポケット内側4個 (1個は18cm幅ファスナー付き)
留め具マグネットホック
重量約500g
生産国日本 (滋賀県)

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この記事を書いた人

KUBOのアバター KUBO バイヤー/メディア担当

OQRU STOREのバイヤー兼、メディア担当兼、バッグ職人。
2022年8月から入社したフレッシュな新入社員(おじさん)
使うと味のでるものや、妙に細かいところをこだわった商品が好き。
欲しいものはだいたい高い。

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